Last Updated on 2025年3月11日 by yura

肌が弱い方にとって化粧品選びは難しい問題の一つ。肌に合わないと肌荒れも…。そこで界面活性剤不使用の化粧下地は敏感肌や乾燥肌、アレルギー反応に配慮したスキンケアの選択肢の一つとして注目を集めています。今回は界面活性剤不使用の化粧下地の選び方を紹介したいと思います。
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そもそも界面活性剤とは?

化粧品に使用される界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせるための成分です。これにより、化粧水やクリームなどの安定した製品を作ることが可能になります。しかし、洗浄力が強く、肌にとって重要な保護機能を持つ「角質層」に影響を与えるので、その刺激が原因で肌のかゆみや赤み、乾燥といった問題が起こることが多いのです。
化粧品に使われる主な界面活性剤の種類
界面活性剤には大きく分けて合成界面活性剤と天然の界面活性剤の2種類があり、種類によって肌への影響が異なります。
(1)合成界面活性剤
化学的に合成された界面活性剤で、安定性が高く、使用感を向上させる目的で化粧下地に配合されることが多いです。
- ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)
- ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)
- ポリソルベート
- PEG(ポリエチレングリコール)系界面活性剤
【影響】
- メリット:
- 均一に肌に広がりやすい
- 乳化作用が強く、化粧の持ちを良くする
- 安定したテクスチャを維持できる
- デメリット:
- 肌のバリア機能を低下させる可能性
- 洗浄力が強いものは皮脂を過剰に除去し、乾燥や敏感肌の原因になる
- 肌刺激のリスク
- 敏感肌やアトピー肌の人は、かゆみや赤みを感じることがある
- アクネ菌の増殖を可能な性
- 界面活性剤の残留が毛穴に詰まり、ニキビの原因となることも
- 肌のバリア機能を低下させる可能性
(2)天然由来の界面活性剤
植物由来の成分を使用した界面活性剤で、肌への負担が少ないとされる。
- レシチン(大豆由来)
- サポニン(由来植物)
- コイルグルタミン酸Na(アミノ酸系)
【影響】
- メリット:
- 肌に優しく、低刺激
- 皮脂のバリアを過剰に奪わない
- 保湿効果が期待できるものもある
- デメリット:
- 合成界面活性剤と比較的と、安定性が低く使用感が変化しやすい
合成界面活性剤は強い洗浄力があるため、肌の油分を落とすこともあります。もし界面活性剤入りの化粧品を使用する場合、敏感肌や乾燥肌の方は、植物由来や低刺激処方の界面活性剤が使われた製品を選ぶことをおすすめします。
界面活性剤不使用の化粧下地の選び方

✅界面活性剤不使用
界面活性剤不使用の下地には保湿成分が豊富に含まれていることが多く、乾燥が気になる方に最適です。 乾燥肌の方は、ヒアルロン酸やセラミドが配合された製品を選ぶと、保湿効果がより高まります。
✅成分リストを確認
製品を選ぶ際には、成分リストを確認し、肌に刺激を与えやすい成分が含まれていないか確認することが重要です。界面活性剤だけでなく、香料や防腐剤など、肌に合わない可能性のある成分をチェックしましょう。
✅用途に合わせた製品選び
日常使いに適したものから、紫外線対策も可能なものまで様々なタイプの界面活性剤不使用下地があります。用途や仕上がりの好みに応じて最適なものを選びましょう。例えばUVカット効果を求める場合、SPFやPA値の記載があるものを選ぶと良いでしょう。
界面活性剤不使用の下地おすすめ10選
・BLC 乾燥さん 保湿力スキンケア下地
乾燥肌の方に向けた高保湿の化粧下地です。化粧水、美容液、乳液、クリーム、UVカット、化粧下地の6つの機能を1本にまとめましたオールインワンタイプで、朝の洗顔後にこれ1つでメイクが続けられる手軽さが魅力です。保湿成分としてワセリン、ナイアシンアミド、アミノ酸、セラミドを配合し、しっとりとした肌を1日中保ちます。石けんでオフできる処方で、石油系界面活性剤、パラベン、タール色素、アルコール、合成香料、シリコーン不使用のため、肌に優しい設計となっています。SPF37・PA+++で紫外線対策も可能です。
・FANCL(ファンケル) スキンケアベース ブライトアップ UV
紫外線から肌を守り、汗や皮脂による化粧崩れを防ぐリキッドタイプのメイク下地です。SPF35・PA+++の紫外線防御効果を持ち、日常の紫外線対策に適しています。色ムラ・くすみを整えるナチュラルベージュの色味で、自然な仕上がりを実現します。防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤不使用の無添加処方で、敏感肌の方にも配慮されています。
・Borica(ボリカ) くずれ防止 美容液ケアベース ミルクベージュ
敏感肌対応の低刺激処方で、化粧崩れを防ぐ美容液生まれの化粧下地です。SPF30・PA++で紫外線から肌を守り、色ムラ、くすみ、乾燥といった肌悩みにアプローチします。香料、紫外線吸収剤、パラベン、エタノール、石油系界面活性剤不使用の5つのフリー処方で、肌に優しい設計です。
・AQUA AQUA(アクア・アクア) オーガニックモイストメイクアップベース
フルーツ美容液と植物オイルを配合した下地化粧品です。アンズ、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、マンゴー、プルーン、モモ、イチゴなどのフルーツエキスが肌に潤いを与え、オーガニックアルガンオイルとアボカドオイルが肌に自然なツヤをもたらし、ファンデーションの密着力を高めます。シリコーンやポリマーを使わずに、石けんで簡単にオフできるため、肌への負担を軽減します。
・Arouge(アルージェ) モイストUVクリーム
敏感肌の方に向けた低刺激設計の日焼け止めクリームです。紫外線吸収剤や界面活性剤を使わず、SPF22・PA++で日常の紫外線から肌を肌荒れを防ぐ成分としてグリチルレチン酸ステアリルを配合し、肌のバリア機能をサポートします。また、石けんで簡単に落とせるため、クレンジング不要で肌への負担を軽減します。日常使いに適した気軽な使用感で、化粧下地としても活躍します。
・naturaglace(ナチュラグラッセ) メイクアップ クリームN
1本で化粧下地、ファンデーション、日焼け止め(SPF44・PA+++)、保湿美容液、ブルーライトカットの5つの機能を抑えたオールインワンクリームです。約85%が美容液成分で構成されており、肌に潤いを与えながら自然な美しさを引き出します。石鹸でオフできる処方で、敏感肌の方にも配慮されています。カラーバリエーションは「01 シャンパンベージュ」と「02 ナチュラルベージュ」の2色展開で、肌色やなりたい印象に合わせて選べます。日常使いから特別な日まで、幅広いシーンで活躍するアイテムです。
・CAMERON&GABRIEL(キャメロン&ガブリエル) ヘヴンヴェール
SPF45・PA++++の高いUVカット効果を持つ化粧下地です。美容液成分を85%配合し、肌に潤いを与えながら紫外線から保護します。無添加処方で、界面活性剤、紫外線吸収剤、シリコンなど10種類の成分が不使用です。皮脂や汗に強く、輝くような艶と潤いを長時間保ちます。石鹸で簡単に落とせるため、クレンジングの手間も軽減されます。肌に優しい高機能な化粧下地を求める方におすすめのアイテムです。
・ETVOS(エトヴォス) ミネラルインナートリートメントベース
スキンケア効果と化粧下地機能を兼ね備えた製品です。SPF31・PA+++で紫外線から肌を守り、ヒト型セラミドや植物由来の美容成分を配合し、肌に潤いとハリを与えます。また、石油系界面活性剤や鉱物油、シリコンなど8つの成分を不使用とした低刺激処方で、敏感肌の方にもおすすめです。
・EPORASHE(エポラーシェ) UVデイクリーム&ベース
SPF45・PA++の高いUVカット効果を持ちながら、肌に負担がかかりにくいUV化粧下地です。透明タイプのクリームで、アミノ酸成分、保湿成分を配合したやマイクロカプセル技術「シラソーマ製法」により、UVカット剤が直接肌に触れずコーティングされており、肌の乾燥を防ぎます。ナヤハネセンナ葉エキスなどの保湿成分を配合し、日中ずっと健やかでハリのある肌作りをサポートします。無香料・無鉱物油・タール系色素不使用で、敏感肌の方にも配慮されています。
・Melvita(メルヴィータ) ネクターブラン UVシールド

100%自然由来成分で作られた日焼け止め下地です。SPF35・PA+++の紫外線防御効果を持ち、肌を紫外線から守りながら、ミネラルフィルターと光のオイルが肌に透明感を与えます。ブライトケアに優れた白ゆりオイルを配合し、肌のトーンを均一に整え、明るさと輝き、潤いを与えます。オイルのテクスチャーが肌を均一で滑らかな状態に整え、メイクのノリと持ちをよくします。紫外線吸収剤および合成界面活性剤は不使用で、環境に配慮した処方です。
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